バストケアの話ででよく出てくるクーパー靱帯ってなに?

バストケアの話題をする際に必ずといっていいほど出てくる、クーパー靱帯という胸部に存在する人体のパーツがあるのですが、バストケアに興味のある方なら一度は効いたことがあるのではないでしょうか。

聞いたことはあってもよくわからない、「クーパー靱帯って何をしてるの?」、「鍛えたり、増やせばバストがどうなるの?」という方が多いのではないでしょうか。

そんな方々のために今回はクーパー靱帯を分かりやすく解説する為に、調べてみました。

クーパー靱帯とは

バストの構造

そもそもクーパー靱帯とは、肋骨の上の胸筋から乳房の中に含まれる乳腺と皮膚に至るまで、バストを包み込むように張り巡って繋いでいるコラーゲン組織で構成されている束の事を指しています。

ここで豆知識として、なんでかわいい名車みたいな名前なのかというと、アストリー・クーパーというイギリスの外科医兼解剖学者が1840年に発見して命名したからです。

バスト関連の話題になったときに、ちょっと遠くを見るような眼をして煙草をくゆらせながら気だるげ(←桃井かおりを意識して)にこの豆知識ををいうことで、博識ながらもコケティッシュな一面を見せることができるでしょう。

また、ムダ知識として9月8日は、株式会社ワコールが多くの女性にバストの構造をより深く理解して美しいバストをキープする為に、自分に合った正しいブラジャー選びのきっかけになればという思いを込めて、「クーパー靱帯の日」として制定しています。

日本記念日協会にも正式に認定されています。

バストを支えているのがクーパー靱帯

上でもクーパー靱帯とは「何ぞや?」と説明したましたが、クーパー靱帯はただ存在しているだけではないんです、もちろん、スゴイ役目があるのです。

靱帯という名前がついているから多くの人が、関節で骨と骨をつなぎとめている靱帯を想像すると思いますが、クーパー靱帯は鎖骨や肋骨から伸びている胸筋に関連するものではないのです。

クーパー靱帯とはバストを支えているコラーゲン繊維の束で乳腺や胸の筋肉を繋ぎとめて、乳房が下に垂れないように吊り上げています。

もちろん、1本だけというわけではなく複数あり、身体を根元にいくつものクーパー靱帯が乳腺を中継地点として、乳房の中に網の目のように張り巡らされています。

上にも書いた通り、乳房が垂れ下がるのを防いでいる胸の中のワイヤーとでも考えていただければ想像しやすいかと思います。

クーパー靱帯は普通の靱帯と異なっていて、伸びやすく切れてしまう場合もあり、1本切れることで他のクーパー靱帯に負担がかかり、他のクーパー靱帯も伸びてしまう可能性が高まります。

そういったことが重なることにより、バストが垂れてしまったり、左右の乳房が離れてしまったり、左右で形が異なってしまうなどといったことが起きてしまうのです。

そういったことを避ける為にも、バストケアはしっかり行うように常日頃から気を付けるように心がけましょう。

クーパー靱帯は修復不可能

拒否するナースさん

クーパー靱帯は伸びたり切れたりしてしまうのですが、バストケアなどで修復をできるかというと、どんなに丁寧にバストケアを行っていたとしても修復はできません。

どうにかして、大事なクーパー靱帯を守らなければいけないのですが、守るための対策を見つける為に、クーパー靱帯が伸びる原因をまずは明らかにします。

まず、1つ目に乳房自身の自重、クーパー靱帯自身は修復不可能なだけでなく、傷つきやすいので、ただバストをさらしておくだけでも伸びてしまいます。

2つ目、激しく体を動かすことにより発生する揺れ。

3つ目、強い力でのマッサージや、手荒に乳房を扱われるなど外部刺激が長時間続くことにより、クーパー靱帯は傷ついてしまいます。

また、加齢による皮膚の伸びや妊娠授乳などを繰り返すことでも伸びちゃいます。

代表的な3つの要因を上げてみましたが、次はそんな傷つきやすいクーパー靱帯をどのようにしたら守れるのかを解説します。

クーパー靱帯のケア方法

では、傷つきやすいクーパー靱帯をどのようにケアしたらよいのでしょうか。

まず、基本としてブラジャーは必ず着用すること。

伸びる要因のところでも書いたように、乳房自身の自重でもクーパー靱帯は伸びてしまうので、どんなに面倒だろうが自分のサイズにあったブラジャーを着用して、クーパー靱帯に負担をかけないようにしましょう。

バストアップマッサージや夜の営みの際に、できるだけソフトにやさしく乳房を扱うように心がけてください。

乳房の中はほぼ9割が脂肪でも、とてもデリケートなのでその辺をパートナーにしっかり伝えることも重要になってくるでしょう。

あとは筋トレして大胸筋を鍛えることにより、胸筋でバストを支えることによりクーパー靱帯のサポートができるようにしましょう、大胸筋を鍛えることにより、バストアップにもつながるため一石二鳥ですよ。

以上のことを気を付けるだけで、少しでも美しいバストを維持できるので面倒がらずにしっかりとバストケアを行っていきましょう。